その日の作業を、その日のうちに終えるために。きのこ組様のマッチボックス活用

有限会社きのこ組

農業

短時間勤務

リピーター活用

新潟県南魚沼市にあるきのこ組様は、多品目の農産物を手がける農園です。

しいたけやスイカ、サツマイモ、とうもろこしなどを栽培し、季節ごとに異なる作業を重ねながら、おいしい野菜づくりに取り組んでいます。

こうした農作業の現場では、日によって変わる作業量にどのように対応していくかが大きなテーマでした。
今回は、きのこ組様が変動する作業にどう向き合い、どのように安定した運営につなげてきたのか、その工夫について担当の高野様に伺いました。

来てくれる人に合わせて、作業を組み立てる難しさ

現場では、日々の生産を進めるうえで、多くの作業をこなす必要があります。
作物や時期によって必要な作業は変わり、その日のうちに終わらせたい作業も少なくありません。作業に優先順位をつけながら限られた人数で回すなかで、全体をどう整えるかが課題になっていました。

そうした中、外部サービスを通じて単発で人を確保していた時期もあったそうです。
しかし、毎回同じ人が来るとは限らず、初めて来る人がいるたびに作業を説明しなければいけなかったといいます。人が来ればすぐに負担が軽くなる、というわけではありませんでした。

とくに、収穫のように見極めが必要な作業は、初めて来る人に任せにくい側面があります。
一方で、手順がはっきりしている作業は切り出しやすく、依頼しやすい仕事もありました。

日々の業務を進めながら、来てくれる人に合わせて作業を切り分け、その日の仕事を組み立てていく。その調整そのものが、現場にとってひとつの課題になっていました。

任せやすい作業を整理し、現場にあった運用につなげる

きのこ組様が「南魚沼マッチボックス」を知ったきっかけは、市からの案内や、ほかの生産者が使っていたことでした。
以前から地域の中でサービスを知る機会があり、活用を検討していたといいます。

電話で個別に調整するだけでなく、アプリ上でやり取りできる点が、導入の後押しにつながりました。

実際に活用するうえで意識したのは、初めての人でも任せやすい作業を切り出すことです。判断が必要な工程をそのまま任せるのではなく、手順が比較的明確な作業に絞ってお願いする。そうすることで、現場に合った使い方が少しずつ見えてきました。

求人を作る際も、求職者が仕事内容をイメージしやすいように、勤務時間や任せる作業内容を意識して募集しています。

どんな仕事をお願いするのかを明確にすることが、無理のない運用につながっていました。

継続して来てくれる人も増え、その日のうちに作業を終えられる体制に

導入後の変化として大きかったのは、その日に必要な作業にあわせて人材を確保しやすくなったことだといいます。

以前は、その日のうちに終えられなかった作業が翌日に持ち越され、遅れが重なっていくこともありました。必要なタイミングで人に入ってもらえるようになったことで、そうした遅れを軽減できました。

また、来てくれる人の中には、本業の合間の時間を活用したい人が多くいました。

継続的に来てくれる人が少しずつ増え、自社メンバー(※)に登録してくれる人も増えていきました。その結果、募集を出すとすぐに応募が入ることもあり、早いときには掲載から2分ほどで応募が来るケースもあったそうです。 

こうした変化によって、単発の人手確保にとどまらず、現場を理解した人に継続して来てもらえる流れが生まれていきました。

一方で、導入直後から運用がすべてうまくいったわけではありません。
初めて来る方にどこまで任せるか、想定した人数と実際の作業量をどう合わせるかなど、試行錯誤がありました。

それでも、募集人数や任せる内容を調整しながら運用を重ねることで、きのこ組様に合ったマッチボックスの使い方が少しずつ形になっていったのです。

※自社メンバー:自社専用のデータベースにメンバー登録している求職者。限定求人を募集することが可能です。

マッチボックスを使ってみて

印象的だったのは、繰り返し来てくれる人が少しずつ増えていったことだったといいます。

「その日にやるべき作業が、その日に終わるようになったというのが大きい」
「定番で来てくれる方ができて、作業もわかってくれているので、安心して任せられるようになりました」

こうした言葉からは、単発の人材活用が、その場限りの“穴埋め”で終わっていないことが伝わってきます。

作業量に応じて調整しながら、自社に合う運用をつくりやすい

今回の活用のメリットは、作業量に応じて人と仕事の組み方を調整しやすいことでした。

必要なタイミングで募集を行い、その時々の状況に合わせて人数や任せる仕事内容を見直せるため、現場に合った運用をつくりやすかったといいます。

また、判断が必要な作業は自分たちで担い、切り出しやすい仕事をお願いすることで、日々の生産を進めやすくしていました。

募集を重ねる中で、どの作業をどのように任せるか、自分たちなりのやり方が少しずつ見えてきたことも、大きな意味があったようです。

あなたの現場でも、こうした運用ができるか考えてみませんか?

まずは任せる作業や募集の設計を整理しながら、マッチボックスの活用方法をご案内します。

取材協力

有限会社きのこ組
〒949-7231
新潟県南魚沼市茗荷沢170番地

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